書籍紹介

 


2012年に東京コンサルティングの設立20周年記念シンポジウム「経営とシステムの一本化の本質」を開催しました。 そのシンポジウムが大変好評で、一過性にするのはもったいないので資料にまとめよ との声も多く、部分的に加筆などして、 今回の出版となりました(日経BPコンサルティングより発行)

東京ガス
トヨタ自動車
サントリー
パナソニック
住友電工
ヤマトグループ
三井住友銀行
損保ジャパングループ

 

 

書籍紹介/目次

序 章 何のためのシステムか?
         東京コンサルティング株式会社 代表取締役社長 石堂 一成
  序-1 CIO伝説
  序-2 間違いだらけのシステム化
第 一 章 闘うCIOの本音
   1-1 東京ガス 挫折からの大逆転
                       東京ガス 元CIO 鏑木 正
  1-2 トヨタ自動車 世界同一オペレーションの実現
                    トヨタ自動車 元CIO 天野 吉和
  1-3 サントリー 費用対効果の劇的改善
                     サントリー 元CIO 神谷 有二
  1-4 パナソニック 事業横断の業務プロセス改革
                    パナソニック 元CIO 牧田 孝衞
  1-5 住友電工 自前主義の勝利
                     住友電工 元CIO 長谷川 和義
第 二 章 ヤマトグループの現場力
      その活性化の仕組みを語る
         ヤマトホールディングス株式会社 代表取締役会長 瀬戸 薫
  2-1 宅配便誕生
  2-2 宅急便ビジネスの展開
  2-3 より良いサービスはいつも「現場」から
  2-4 クロネコヤマトのDNAと「満足創造経営」
第 三 章 銀行経営におけるシステム革新
      三井住友銀行の事例から
       株式会社三井住友フィナンシャルグループ 取締役会長 奥 正之
  3-1 システム化の歴史
  3-2 システム戦略の見直し
  3-3 システム統合とチャネルの多様化
  3-4 事務の合理化・効率化
  3-5 ワークスタイル変革
  3-6 経営とシステム
第 四 章 損保ジャパングループのシステム構造改革
      人と組織とITの20年を振り返る
             株式会社損害保険ジャパン 取締役会長 佐藤 正敏
  4-1 損害保険の業務とシステム
  4-2 90年代後半のシステム構造改革
  4-3 2002年4社統合
  4-4 NKSJホールディングス誕生
  4-5 経営とシステムの一体化
第 五 章 経営とシステムの一体化の本質
         東京コンサルティング株式会社 代表取締役社長 石堂 一成
  5-1 経営陣、ユーザー部門、システム部門の三位一体化
  5-2 全体を支配する価値基準
  5-3 実世界をどう把握するか:事実情報
  5-4 事実の意味を評価する:意味合い情報
  5-5 歴史から学ぶ知識情報
  5-6 実際の価値を創造するアクション意思
  5-7 「青い空」と「白い雲」

 

書籍紹介/内容

 

 いまや、どんな会社でもIT(情報技術)やICT(情報と通信の技術)を導入することは当たり前の時代になったが、 それでも世の中には「間違いだらけのシステム構築」の例が跡を絶たない。

 違いの多くは、ITを使いこなさなければならないはずのユーザーが「IT」と、「情報システム」と「仕事の仕組み」の違いを理解しないまま、いつの間にか「IT導入」自体を目的化させていることがある。

 また、ベンダー側にも問題があり、多くの場合「未完成の欠陥品」を堂々とリリースしているために、ユーザーがITに振り回されてしまう。

 何より、ユーザー企業の側に「真のCIO(最高情報責任者〈Chief Information Officer〉)」が不在であることが、被害を大きくしている。

 CIOの本来の役割は「仕事の仕組みを改革し、必要であれば情報システムも活用すること」のはずだが、こうした経営的視点に立つCIOがいないことに本質的な問題がある。

 そこで本書では、CIOの中のCIOとも言うべき"闘うCIO"8人の実話を元に、いかにしてそれぞれの企業が 「経営とシステムの一体化」 に努めてきたのか について考察を深め、経営とシステムのあるべき姿 を探る。

 

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